2008年7月29日火曜日

ブリヂストン

車の法定12ヶ月点検を受けました。先日、ガソリンスタンドで「タイヤにクラックが入っている」と言われたので気になって見てもらったら、やはり交換した方がよいとのこと。というか、自分で見ても完全にゴムが劣化しているのがわかったので、これはやばいな、とは思っていたのですが。だいぶ昔のことですが、ゴムの物性試験をするところでバイトをしていたので、クラックが入った状態のゴムって、結構な劣化だということは知っていました。新車時のタイヤを6年も履いていたのだから、当然だなあ。この状態で高速走行数百キロはしていたと思うので、ちょっとゾッ。

新車時に付いていたのは、DUNLOPのタイヤ。対応してくれたディーラーのサービス課長な人によると、カタログにはない新車用に調達しているモデルだそうです。このタイヤで特に不満はなかったのですが、ややロードノイズは大きめだったので、静粛性重視で普及帯のモデルを物色し、F1で洗脳されて前からちょっと興味があったのと、サービス課長にも薦められて、ブリヂストンのタイヤにしました。B'STYLE EX というモデルです。サイズは205/60R16です。

昨日、さっそく遠出の機会があり、このタイヤの傾向がわかりましたので、レポートします。主に、DUNLOPの新車時タイヤとの比較です。

○マイルドになった。
○ロードノイズは少ない。
○滑らかに走る。
○後席同乗者に乗り心地がよくなったと言われた。
○品質感は上がった感じがする。
×ロールが大きい。(ただし、乗り心地とのトレードオフという感じ)
×ハンドリングが少しもっさりして、車線変更などではわずかに揺り戻しの修正が必要。
×DUNLOPではあったスポーティな感じが、全くない。(これも乗り心地とのトレードオフという感じ)

あとは多少劣化してきたときにこの乗り心地が維持できるのか、持ちはよいのか、ウェット時の性能は?など、まだまだ評価することがあって、楽しめそうです。

今までこの車(UA-WTP12:プリメーラワゴン)のハンドリングはスポーティで運転していて楽しい、と思っていたんですが、タイヤの性格の影響がかなり大きいんだ、ということを実感。もちろんタイヤが変わってもこの車のハンドリングの良さは変わっていないのですが、スポーティかどうかという部分はほとんどタイヤの性格でした。こんなことなら、もっと短い周期でいろんなタイヤを試してもよかったかな。といってもお金がないから無理だね。

ちなみにお値段ですが、あとで帰ってから調べたカカクコムの最安値にくらべると、1.5倍くらいは払った感じです。飛び込みで買ってしまったので、よく調べてタイヤ専門店とかに行けばよかったかなぁ、と、ちょっとだけ後悔しましたが、ま、信頼できるディーラー作業の安心料ということにしておきます。

2008年7月19日土曜日

もとしきし

所属していたアフォガート管弦楽団を辞めたことにより、しきしの活動の場を失いました。今日からは、もとしきしとして再出発します。

今まで私の拙い指揮でも我慢して演奏してくれた皆さん、ありがとうございました。そのおかげで素人としては過分なキャリアを積むことができました。本当にありがとう。

これからは、そのキャリアを生かして、遅遅として進んでいないバトンテクニック講座の更新、各種CDの評論、その他に励んでいこうと思います。

また、音楽以外の話題も積極的に書いていきたいです。

2008年5月27日火曜日

バーンスタインの第九

ふと、手に取ったCDでバーンスタインの第九を聴いています(1980年ウィーンフィル)。第一楽章が終わったところです。バーンスタインは大好きな指揮者ですが、この第九の演奏だけは好きになれず全然聴いていませんでした。テンポが揺れすぎ、まとまりがない、オケの響きがゴージャスじゃない、などの理由でした。

しかし、今改めて一楽章聞き終えた時点で、これらが全て、逆にとても感動を覚える良い演奏と思えました。まとまりがあって、美しく響くだけではベートーヴェンの苦悩は表現できないということなのかもしれません。バーンスタインのこの演奏は、それを直接的に狙ってるというよりも、1つ1つのパート全てをうたって、表現することに没頭しているように思えます。没頭している姿が苦悩の表現につながっているような感じです。オケの響きの効果を狙うよりも、個々のパートの表現を重視しているため、全奏時にクリアな響きにならないような現象も見受けられますが、その荒々しさが、ものすごい力強さにつながっています。

この曲に限らずバーンスタインの傾向ではあるのですが、いままでベートーヴェンにはミスマッチだと思っていたのに、全然そんなことはない。むしろいままで自分が理想だとしてきた表現のほうがミスマッチなのかもしれない、と思うようになってきました。

他の指揮者よりも飛びぬけて個々のパートの表現が優れているバーンスタインの演奏をもっとよく聴いて勉強して、既成概念から抜け出してみるのもいいかもしれない。

2008年3月12日水曜日

クーベリック、ベルリンフィルのヘンデル「水上の音楽」/「王宮の花火の音楽」

先日、ドボ7の大判スコアをあちこち探し回って(結局見つからなかった。もっと早く取り寄せとか考えればよかった。)いたついでに、渋谷のタワレコで表題のCDを買いました。1200円に2割引のシールが貼ってあってお買い得でした。

この音源、少年のころに ”グラモフォン・スペシャル・シリーズ” という廉価版(1300円)のレコードを少ない小遣いで買って聴いていたもののCD化です。しかも水上の音楽は少し曲が多く入っています。今でもレコードは持っていて聴くこともできるけど、はやりCDは便利だし曲も多く入っているので買いました。

で。改めて聴くと、すばらしい演奏です!
クーベリックの指揮がすばらしい。
ベルリンフィルの音色がすばらしい。
オーケストラってこんなに鳴るものなのか、と思わせます。
マーラーとかの大編成ではなく、弦楽合奏+最低限の管楽器なのに。
これがオケの基本の響きなのだな~。自分の中で理想とする響きの原点がここにあるのかも。

1963年録音なのですが、どうもこの時代のベルリンフィルが相当にいけているのかもしれない。他にも、ベームやフリッチャイなどの名盤がたくさんあります。

あと、このCDで、オーボエのソロが結構出てきますが、すごいうまいです。もしかして、かの有名なローター・コッホ?ちょっと検索してみたけど、わからなかった。カラヤン時代に活躍した(1970年代)ということしかわからなかった。

あ。1970年代以降はカラヤンがベルリンフィルの音を変えてしまったのかも。1960年代はとても美しいながらも良く鳴っていてスケールの大きい感じがします。1970年代は、ゴウゴウした感じかな。1980年代になると、また美しさも戻ってきて、ある意味の完成形になってる気がします。その後、アバドになってから、ちょっと室内楽チックな響きになってきて、ラトル時代は・・・あまり聴いていないので知りません。

クーベリックに戻ります。このヘンデルの演奏は完全にモダン・オーケストラですが、音楽的にすばらしいです。こういう演奏を聴くと、古楽器やピリオド奏法などは必要ないんじゃないかって思います。
#考古学的にはあってもいいと思うが。例えばマッチを使わずに火を起こして料理するみたいな。
トランペットやホルンも超うまいです。それらの楽器やってる人は必聴。あと、オーボエの人、弦楽合奏の人も。そして指揮者。最高の楽器をクーベリックがしっかりお手入れした結果がこの演奏です。とにかく大絶賛です。どんな風にお手入れしているか注意しながら聴くと、とっても勉強になります。

どの曲もすばらしいんですが、たとえば水上の音楽の有名な "アラ・ホーンパイプ" は、金管と弦楽器のすばらしい音色とクーベリックのお手入れがよくわかる名演奏になっています。あと、このCDの最初の水上の音楽の1曲目も感動的にすばらしいですよ。それから、王宮の花火の音楽は名演中の名演と言えるでしょうね。かっこいいですよぉ。ティンパニもすごいうまいです。

いろいろ演奏を絶賛したあと最後に思うのは、ヘンデルってやっぱり超天才なのだな~ということ。それを感じさせてくれる名盤なのです。

とても美しい音楽なので、癒しの一枚としてお勧めです。

2008年3月2日日曜日

アフォガート本番

今日これからアフォガートの本番がありますが、正直言って苦痛です。
大好きなベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザークの音楽なのに、思うような音楽にできません。
少なくとも数ヶ月練習してきたというサウンドではない。当たり前です。昨日初めて登場したような人が大勢いるような状況で、そのようなことが実現できるはずはないです。

アマチュアオーケストラは、もちろん本番が一番大切ですが、それは数ヶ月間練習してきた成果を発表するという意味で大切なのであって、どういう状態でも本番の体裁を繕ってそれなりにイベントが成功すればよい、というものではないと考えています。もちろん価値観は人それぞれですが、私はそういう価値観です。みんなが違うというのなら、わたしはその人たちと一緒に音楽はできないです。音楽に対する情熱をもやせば燃やすほど、このことは私に苦痛としてのしかかってきます。

いままでも同様の問題はありましたが、イベントを成功させるということも重要だと考えて、ある程度妥協して、”本番モード”を作り上げるように努力してきました。つまり、弾けてなくても何でも見栄えのするように仕上げるということです。でも、もうそれはいやです。数ヶ月の練習の成果をありのままに出したいです。

がんばってきた人たちの成果はきちんと出せると思います。しかしオーケストラ全体としては良いサウンドにはならないでしょう。つらいですが、しかたないです。

本番中は、少しでもベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザークに近づけるように努力するのみです。

2008年2月25日月曜日

4オクターヴ

昨日、笛で乗っているオケの本番がありました。入団してからまだ2回目のコンサートで新参者としてパート割を全てリーダーの人に任せていたらとんでもないことになってしまった。前:ピッコロ、中とメイン:2nd、なので楽勝・・・と思っていたら・・・

ピッコロは超目立つ曲で、しかも音が超高い。2ndも1stとのからみが多く、しかも地味に目立つ&音楽の始まりで重要だったりする部分があったりして気が抜けなく、これも大変。

おまけに、アンコール2曲は直前にトップを命じられ、小品だから楽勝と思っていたら、1曲はどソロで超目立つし(シベリウスの「悲しきワルツ」:すごくいい曲でした)。これは音楽的にどう吹いていいかわからずステリハで全然ダメだったので、パートメンバーの上手な人に休憩時間にコーチしてもらって、なんとか曲がつかめました。その人からは本番すごくよかったよと言ってもらえました。(^_^)v

結局この日は、フルートの最低音域(第一オクターヴ)のCからピッコロの最高音域(第五オクターブ)のCまで、実に4オクターヴを(?合ってるよな?)吹ききって、へろへろになったコンサートでした。でも、楽しかった~

終演後、聴きに来てくれた(ありがとう!)アフォガートのメンバーといっしょに練習に向かいました(強制連行されたとも言う^^;)。ハンバーグを食べて話をしてリフレッシュできたので、夜の練習も楽しくできました。ハードな一日だったけど、よい一日でした。

2008年2月21日木曜日

今日のお花


*istDS FA50/1.7

昨日夫婦で偶然似たような花を買ってきました。
花は良いですね。

全然関係ないけど、ふと、子供のころのことを思い出しました。

自分が初めて楽典に触れたのは、小さいころ見た百科事典に書かれていた数ページの内容でした。はっきりは覚えていないけど、結構基礎的な内容はここで覚えたことが大きいと思います。

その百科事典、カメラのことも書いてありました。

家にあった親のカメラはレンジファインダー式で当時としては新技術の自動露出(絞り優先のみ)が搭載されていました。百科事典によると、この手のカメラをEEカメラと呼んでいました。
対して、一眼レフカメラの最新の自動露出方式も断面図解入りで書かれていて、TTL方式と書かれていました。EEカメラと違い、実際の撮影レンズを通して測光するのでより正確である、とのことでした。子供心にわくわくしましたね、これは。TTL方式の一眼レフカメラって、すごいんだ~って、すごく欲しいと思ってました。そして今はそれを当たり前のように使いまくり。

あと覚えているのは、原子力ロケットというのがイラスト入りで解説されていました。これで火星に行ける、とのことでした。これはあまりわくわくしませんでした。これはまだ実現していませんね。

自分の子供にも百科事典は是非買い与えたいと思います。

2008年1月1日火曜日

おせち


新年あけました。2008年です。
昨日の夕方、注文しておいた仕出し弁当やさんのおせちが届いたのでパチリしました。

去年は良い年でした。きっと今年も良い年になると思います。
みんなにとって、良い年になるといいなあ。と思います。

*istDS FA50/1.7

NetBeansのメニュー等のフォントサイズ

Apache NetBeans 12 LTS (NB 12.0)  をインストールしてみたが、「文字が小さすぎて見えない!!(書類をバサァー)」状態。 ソースコード用のフォントは、   Tools->Options->Fonts & Colors   で変更...