2019年9月29日日曜日

城山湖 Hill climb

2019年9月22日、初めて城山湖に行ってみた。自宅から往復30kmほどの距離で比較的近いので、いつか行ってみたいと思っていたのだが、Hill climb 初級コースとして割と有名で多くのロードバイクが集まる場所のようなので、MTB/クロスバイクな自分は少し気後れしていた。しかし、最近は近所の小さなUp/Downでよくトレーニングしていて自信もついてきたので、思い切って行ってみた。

町田街道をひたすら西に行って、相原十字路を左折、少し行ったところで、町屋という交差点を右折、あとはひたすら道なりに。いわゆる小松ルートという一番初級のコースだと思う。小松交差点を過ぎ、コスモス園を過ぎると緩やかな登りの直線が続き、少し道幅が狭くなってから、本格的な山登りとなる。10%~15%程度が途中の発電所の施設があるところまで続く。近所のUp/Downコースにもこの程度の坂道はあるが、こんなに長く連続するわけではないため、やはり、キツイ。途中で足を付きたくなるが、そんな時はギアを一段落として頑張る。最終的には一番軽いギアでキコキコ頑張って、足はつかなかった。途中で下りのローディ軍団とすれ違い、先頭の人が明るく挨拶してくれたので、私も挨拶を数回返したが、後続のローディたちは黙々と漕いでいて挨拶は返ってこなかった。

発電所のところで、左に旋回する道と、発電所を右手に見ながら直進する道があり、少し迷ったので、いったん停止。結局直進でよかったのだが、ここでよい休憩となった。しかし、その後、城山湖駐車場まではあまりキツイ坂ではないので、ここで休憩しなくても行けるはずと思う。次回はチャレンジしたい。

今回はクロスバイクだったが、近くにトレイルがありそうならば、MTBでも来てみたい。また、いずれはロードバイクも欲しいと思う。

町屋交差点。左手の町田街道方面から来て、横断歩道を渡ったところにある自販機で水を買ったところ。

小松交差点。この後緩やかな登りの直線となっている。

城山湖駐車場に到着。



帰り道、小松交差点近くのコスモス園。バイクは、メリダ CROSSWAY 100-R (41cmサイズ)



2019年9月23日月曜日

ブッフビンダーのベートーヴェン、読響、マラ5

2019年9月21日、東京芸術劇場にて読響のコンサートを聴きに行った。

プログラム
第220回土曜マチネーシリーズ
2019 9.21〈土〉 14:00  東京芸術劇場
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=ルドルフ・ブッフビンダー
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

私はブッフビンダーが好きなので、この公演を聴きに行った。マラ5はおまけのつもりだったのだが・・・

順を追って感想を。

ブッフビンダーのベートヴェン

ご存じの通り、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は、1番、3番、5番のように壮大な曲ではなくて、言い換えると、ダイナミクスで持っていく曲ではなくて、繊細な美しさで勝負する曲である。東京芸術劇場のような大ホールでは、なかなか表現が難しい曲だと言える。なぜなら、ホールの残響のなかに音の粒が溶け込んでしまいがちで、注意深く聴いていないと結局ダイナミクスの表現しかわからないということになりかねないからだ。貧乏人の私が取った席はB席で、2階席、左側、最後方だったので、余計にそれを感じる場所だった。

しかしである。ブッフビンダーの表現力にかかると、その残響の中に、確かにその美しい音の粒を拾うことができるのである。彼の音楽表現には、全くと言って、自己顕示がない。この自己顕示というのは「私はこんなに作曲者のことを勉強してものすごく普遍性の高い演奏をしていますよ!」というような押しつけがましいものも含む。ピリオド奏法なんかもその部類かもしれない。それはさておき、ブッフビンダーの演奏は、もちろん、研究されつくした普遍性の高い演奏であり、決して自己顕示はしていないが、決して非人間的でもなく、ただただ美しい音のの並びがそこにある。あれだけの大ホールなのに、その音楽表現は隅々にまで行きわたる瑞々しさがある。左手の力強さもある。アルペジオの中に潜むポリフォニーに自然な強調がある。素晴らしかった。アンコールは、悲愴ソナタの第3楽章だったが、これも全く同じ意味で感動した。付け加えるならば、この曲が持つダイナミクス型の聴かせどころも素晴らしかった。

1つ、苦言。お客のマナーが悪かった。具体的には静かに聴いていられない人が多すぎ。特にこの曲は耳を澄ましていないと、この大ホールでは良さがなかなか伝わってこないので、そういう人たちは非常に損をしてことになると思う。

読響×ヴァイグレ

このコンサートはブッフビンダーを聴くことが目的で、マラ5、もっと言えば読響はおまけのつもりだった。さらに言えばヴァイグレという指揮者もまったく眼中になく、予備知識もなかった。しかし、ベートーヴェンを聴いているときから、薄々、おや?と感じていた。コンチェルトの指揮もオケも簡単じゃないが、ブッフビンダーの素晴らしい音楽にピッタリつけられていた。例えば冒頭のピアノのすぐあとに入るオケのドルチェからして素晴らしかったし、終楽章の最初のテーマのヴァイオリンの上行形のおしゃれな抜き方とか、「お、ひょっとしてこの指揮者、できる?」と思わせるものがあった。よくあるピアノソロが速いスケールをやってからオケが入るような部分(芸大生時代の山田和樹がスカッドミサイルにパトリオットをぶつけるようなものと表現していた)の指揮も見事に決まっていたし、技術も高い。

マラ5に関しては長い曲なので改めて予習として、アバド、ベルリンフィルのライブ録音を出かける前に聴いていたのだが、妻に、「ベルリンフィルなんて聴いてしまったら、日本のオケが見劣りしてしまうのでは?」という趣旨のことを言われて、私も「まあまあ、そうかもしれないけど、一応予習必要だから」くらいの感じで受け流していた。しかし、実際の読響の演奏を聴いて、まず最初にこのようなやり取りを恥じて、そして謝罪したい。いまや音楽の世界もグローバル化していて、音楽表現の標準語も世界中に行きわたっていると思う。もはや「味噌汁臭い」日本のオケはないのかもしれない。その点でまず誤解があり、実際の演奏ではなんら問題なかった。それだけじゃない。マラ5と言えばトランペットのソロだが、この上手さが半端なかった。音を外す外さないのレベルを超えて、音色、音量、音楽表現、どれをとっても、少なくともオーディオ装置を通したベルリンフィルを聴くよりも何倍も価値のあるものだった。生の音であることのアドバンテージというか、バイアスというか、その分を差し引いても、ある程度張り合えるんじゃないだろうか。トランペットだけじゃない。ホルンも、トロボーンも、チューバもすごい。オーボエは素晴らしかったが団員名簿を見ると女性の首席はいないようなのでトラ?、フルートは普通にうまかった、クラとファゴットはあまり印象はなかった、チェロがものすごくうまい、弦楽器全体的にうまい、そして、指揮者。神経質な表現は一切なく、奏者がのびのびと演奏できるような指揮の仕方であり、バトンの中でオケが自由に泳ぎ回るも、ちゃんと指揮者自身のやりたい表現の方に向かっている。曲の解釈は全て適切で、ブッフビンダーと同じく自己顕示は全く感じられず、ただそこにはマーラーの音楽だけが存在する感じだった。そして、これは重要なことだが、ベートーヴェンとは違い、マーラーの音楽はエンターテインメント性が強いのであるが、その意味でも素晴らしかった。具体的には金管と打楽器のパワーであったり、楽器の掛け合いの音場的あるいは視覚的な面白さであったり、そういう楽しみ方が自然にできるのも、音程、テンポ、リズム、メロディーの歌い方全てに不安定さがないから。あとで解説を見て知った。このお方は、ベルリン国立歌劇場の首席ホルン奏者出身であることを。なるほどである。

読響はものすごくうまいことが分かった。そして、ヴァイグレという素晴らしい指揮者がこの世に存在することを知った。よいコンサートに巡り合えてよかった。




2019年9月9日月曜日

ビール工場見学~サントリー <天然水のビール工場> 東京・武蔵野ブルワリー

昨日の日曜日に、東京都府中市にあるサントリーのビール工場見学に行ってきた(2度目)。京王線/JR南武線の分倍河原駅にシャトルバスが来て、およそ8分で工場まで連れて行ってくれる。見学、送迎、そして試飲まで込みで、無料だ。ただでおいしいビールが飲めるだけでも幸せだが、見学もちゃんとしたガイドツアーとなっていて、ちょっとしたレジャーとして十分に楽しい。子連もOK。試飲会ではソフトドリンクも用意される。

最後の「試飲会」でおいしいビールを3杯も飲ませてもらえるので、サントリーの回し者に洗脳されてしまう。

ツアーの最初に見せられたビデオでは、『どのお酒も、ソフトドリンクもおいしい水がなければ成り立たない、だからサントリーは水を作る=森を育てることもやっている、そもそもおいしい天然水のある場所に工場を作っている、100%天然水にこだわる』といったメッセージを刷り込まれる。そして一通りの製造工程を見学させてもらって、最後に大試飲会で、ザ・プレミアム・モルツ、香るエール、マスターズドリームの3杯を飲ませてもらうと、『なるほど、天然水のクリアな味!』となるわけである。そして、我が家では最初に見学に行った時から、ほぼ、サントリーの(第3の)ビールばかり飲んでいるわけである。

これを20分間で「試飲」します。おいしいです。


2019年9月7日土曜日

蓮生寺公園の展望広場

八王子市別所にある蓮生寺公園。すぐ近所なのでよく散歩する。ちょっとした小高い山というか丘というか、があって、山頂と思われる場所に展望広場というのがある。でも、周りは木々に囲まれていて、ほぼ展望がない。広場、でもない。不思議な石に不思議な絵が彫り込んである。ここで、ユン・ユン・ユン・ユン、ファン・ファン・ファン・ファン・・・と言っていたら、息子に怖いからやめろ、と言われた。広場から一歩奥に入った道端には大きなキノコ(たぶん食べられないやつ)が生えていた。


公園に入る前、蓮生寺公園通りの道端の草(名前はわからない)。

蓮生寺公園通りから展望広場への登り口。このあたりにしては、大きな桑がある。蚕の飼育授業で持ち帰っている小学生には貴重な採取スポットかも。

桑の葉。これはこの辺ではかなり大きい。

突き当りが展望広場。


奇妙な彫刻。

ユンユンユンユン・・・



2019年9月3日火曜日

Vブレーキ音鳴り再調整

先日、クロスバイクのVブレーキ交換をしたが、音鳴りが結構してしまうため、試行錯誤で再調整をした。

音鳴りは

キーキーというよりも、ブーンとかギューンとか、そんな感じの結構大きな音だ。フロントブレーキなのだが、低速の時と巡航速度から少し強めに制動したときに鳴る。ゴムのビビり音がフレームに共鳴している感じだ。

角度を色々変えてみた

いわゆる「トーイン」がいいということは聞いていたので、始めからそのようなセッティングにしていたつもりだったのだが、改めていじってみる。しかし、なかなか改善しない。ちょっとググると、シマノのやつなら音鳴りがあまりしないらしい。やはりアリゲーターは失敗だったのか。

トーインは思い切りが必要

それでも諦めずに試行錯誤を続けてみたところ、最終的に音鳴りをゼロにはできなかったのだが、相当に軽減する方法がやっとわかった。色々いじっていた割にあまり改善しなかったのは、トーインが足りなかったから。結局、しっかりとトーインの角度を取って(後ろ側の隙間が1mm以上)、ブレーキかけ始めのリムとゴム面の接触面積を最小限にすれば、ビビりも発生しにくくなることが分かった。巡航速度(時速20~30km)くらいからリアブレーキとフロントブレーキを 7:3 ~ 6:4 くらいの力配分(あくまで感覚的に)でかける分には、「停止直前」までは音鳴りしなくなった。しかし、停止の瞬間にはどうしてもビビりが鳴ってしまう。

トーインはこんな感じ(フロント左)
トーインはこんな感じ(フロント右)

時間が解決してくれるのか、それとも台座の剛性不足なのか

ゴムのビビりが発生してしまうのは、まだゴム面とリム面とが馴染んでいないからだけなのかもしれない。そうであれば、時間が解決してくれる問題だ。でも、調べてみると、台座の剛性不足が原因の場合もあるようだ。その場合は、Vブレーキブースターなるものが必要となりそうだ。ま、しばらくこれで様子を見よう。


2019年9月1日日曜日

多摩サイの青柳稲荷神社

久しぶりに多摩サイの浅川合流点よりも上流側を少しだけサイクリングした。浅川から多摩川に入り、府中四谷橋を渡って左岸のサイクリングロードを上流に向かって走る。サイクリングロードとは言っても自転車専用ではなく、歩行者と共用だ。歩行者が道の両端側、自転車が中央側を走るように区分けされている。もちろん歩行者優先であり、歩行者が居れば徐行が基本なのだが、ゆっくり歩いている人は皆無に近く、ランナーがマナーよく道の端をまばらに走っているだけなので、ほとんどの区間でスピードを出して走ることができる。因みに、浅川のサイクリングロードの通行帯はこれとは異なり、道を半分に区切って自転車帯と歩行者帯を分けていて、赤い色に塗ってあるほうが歩行者用なのだが、歩行者の方々は直感的に赤く塗っていない方を歩いている場合がほとんどで、ちょっと困る。自転車がよけるべきなので、結局、赤く塗ってある歩行者帯にはみ出さざるを得なくなるシチュエーションが多い。これは人間工学に基づいて見直してほしい。

そんなことはともかく、府中四谷橋から多摩川左岸を遡っていく。甲州街道をくぐり、中央自動車道をくぐったあたりでサイクリングロードがいったん途切れるので一般道を迂回するのだが、その沿道に神社があり、いつも気になっていた。今日は朝食前のサイクリングなので、20km程度で抑えておきたかったので(実際は27kmほど走ったが)、この神社でお参りをして引き返すことにした。青柳稲荷神社だ。たまたま持ち合わせていた小銭30円ほどをお賽銭として納めた。
青柳稲荷神社とメリダ CROSSWAY 100-R (41cmサイズ)

家に帰ってちょっとググったら、「金運パワースポット」と書いてあるサイトがあった。そういうことなら、30円なんてケチらずに、100円玉にしておけばよかった。(100円玉はその時に持っていたが、非ブルジョアジーの私にとっては、「たまたま持ち合わせた小銭」扱いではない)

NetBeansのメニュー等のフォントサイズ

Apache NetBeans 12 LTS (NB 12.0)  をインストールしてみたが、「文字が小さすぎて見えない!!(書類をバサァー)」状態。 ソースコード用のフォントは、   Tools->Options->Fonts & Colors   で変更...