2019年8月27日火曜日

アルペジョーネソナタ初合わせとFYL-584H

日曜日にピアノとアルペジョーネソナタの初合わせをした。第一候補のYFL-584Hで臨んだが、ピアノの人にもその家族にも、すこぶる評判が良かった。やっぱり自分ではこの楽器が他の楽器に比べて「音色」が素晴らしいとは思えないし、色々吹きづらい点はあるのだが、音量のコントロールがしやすい点と音色に癖がない点は優れていると思っている。フルートの音色は、フルートをやっている人間にとっては、デーハーな音が好まれる傾向にある(根拠なし)と思うのだが、そうでない人にとっては、癖のない音のほうが好まれるのかもしれない。私のフルートを「美しい」と評していただけた。もう迷うことなく、この楽器で行こうと決めた。

一つ思うこと。

演奏が美しく聴こえるかどうかの決め手は、いわゆる「音色」では ないのではないかという気がする。1つのフレーズを適切な音量変化と音程と普通の音色で吹き通した時に、初めて「美しい」演奏になるのだと思う。言葉で説明するのは難しいのだが、例えば、逆に「美しくない」例としては、極端な「後押し」をする、つまり、適切な音量変化ではない場合などが挙げられる。この場合、いわゆる音色が美しくても、演奏としては美しくないということになる。フルートをやっている人は、音色がきれいならばこのような問題は無視してしまう傾向にある(根拠なし)が、一般の人は厳しく評価すると思う。こういう後押し系は、いわゆる、押しつけがましい演奏スタイルとなってしまうのだと思う。一方、自分の演奏が、安い楽器でも美しいと言ってもらえたのは、演奏スタイルが良かったからだと推測している。そして、安い楽器だからこそ、余計な事(もっと鳴らしてやろうとか、音色に変化をつけてやろうとか、そういうこと)を考えずに、正しい音量、音程、フレージングに集中できるのではないかというのが、私の考えである。そう、安物楽器の正当化、非ブルジョワジー礼賛主義である。

次の問題は、このアルペジョーネソナタをどの編曲で演奏するかである。今使っているのは昔に買った日本フルートクラブのものだが、色々間違い等もあり使いにくい。これをベースにパユのCDを真似て吹いているが、パユが使っている版ってなんだろう?オリジナル編曲なのだろうか?今度新宿のムラマツで聞いてみよう。

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